コロナウイルスの最近のいろいろ


コロナ鍋じゃなくてコロナカ(禍)ですw
レムデシビルよりも先週は「デキサメタゾン」が注目されていました。

業界初の国産新型コロナウイルス抗体検出キットを販売

薬王堂ホールディングス<7679.T>が反発している。この日午後、傘下の薬王堂が、セルスペクト(盛岡市)が製造・販売する業界初の国産研究用新型コロナウイルス抗体検出キット「クオリサーチ COVID-19 IgG LF」の販売を開始したと発表しており、これが好感されているようだ。

 同キットは、特別な機器を必要とせず、迅速に抗体の検出・不検出を知ることができる迅速簡易検出法「イムノクロマト法」による抗体検出方法を用いている製品で、少量の血液を用いた簡便な操作によって、約15分で抗体検査が可能という。価格は3500円(1回分)で、特設ECサイトで販売するとしている。

出所:MINKABU PRESS

新型コロナワクチンの非臨床試験で、IgA抗体価が有意に上昇

 アイロムグループ(アイロムG)<2372.T>が急騰し、一時176円高の2445円を付けている。27日午後零時30分、100%子会社のIDファーマが開発を進めている新型コロナウイルスワクチンの非臨床試験で、IgA抗体価が有意に上昇したことを確認したと発表、買い人気を集めた。

 同社によると、実施中の非臨床試験で動物に低用量のワクチンを経鼻投与したところ、気道で特異的IgA抗体価が有意に上昇したことを確認したという。今後は、最良のワクチンの開発を行うため、非臨床試験において十分な有効性および安全性の評価を行ったうえで、臨床試験を開始するとしている。

 午後零時46分時点の株価は、前週22日終値比60円高の2329円。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]

MRTは、新型コロナに対応する医療人材の確保で大阪府と連携協定を締結

MRT<6034.T>は反発している。22日の取引終了後、新型コロナウイルス感染症に対応する医療人材の確保に際して、大阪府と連携協定を締結したと発表しており、これが好感されている。

 今回の協定は、急激な新型コロナウイルス感染症患者の増加に対応可能な医療提供体制や救急医療など、地域の医療機能を確保することを目的としたもの。具体的には、大阪府指定の新型コロナウイルス感染症患者受入医療機関などへの同社プラットフォームを活用した求人求職者情報の提供や人材紹介サービスの提供のほか、大阪府内における医療人材に向けた、新型コロナウイルス感染症に関連した情報の収集及び提供などを行うという。

マツダ、8月からコロナ前の生産回復 日本・メキシコ・タイの工場で

[東京 22日 ロイター] – マツダ<7261.T>は22日、日本、メキシコ、タイでの生産調整を7月で終了し、8月からは新型コロナウイルス感染拡大前の通常の生産体制に戻すと発表した。日本の全工場で残業や休日出勤も実施する。新型コロナ感染拡大に伴う都市封鎖(ロックダウン)や新車需要の落ち込みなどを背景に3月下旬から生産調整を続けていたが、現在は一部の国・地域を除きほぼすべての店舗で営業活動が再開しており、通常の操業を再開しても問題ないと判断した。

新極真会と新型コロナウイルス抗体検出キットで販売契約を締結

 プロルート丸光<8256.T>が急騰し、一時30円高の266円を付けている。同社は22日午後零時30分、塩野義製薬<4507.T>が日本国内で研究用試薬として販売する新型コロナウイルスIgG/IgM抗体検出キットに関し、産業医を選任している企業や医療機関等に対する販売を行っているが、今回、NPO法人全世界空手道連盟新極真会(新極真会)と同キットに関する販売契約を締結したと発表、材料視された。

 今回、同社取引先を通じ新極真会を紹介され、全国で空手を指導する師範の感染状況把握を目的として同キットの販売契約締結した。新極真会は、全国約700カ所に道場を展開、日本国内だけでも2万名の会員を有している。今後は、全国の会員についても、医師の管理のもと同キットの使用を検討しているという。

 午後零時45分時点の株価は、前日比26円高の262円。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]

「デキサメタゾン」がコロナ薬として認められ思惑働く

 日医工<4541.T>が大幅続伸している。厚生労働省が21日までに抗炎症薬「デキサメタゾン」を新型コロナウイルス感染症の治療薬として認めたことを受けて、後発薬を展開する同社に思惑的な買いが向かっているようだ。なお、コロナ薬として認められたのは、5月に承認された「レムデシビル」に続き国内で2例目となる。

出所:MINKABU PRESS

デンカが新型コロナ検査キットの国内薬事承認を申請

 中堅化学メーカーのデンカは、新型コロナウイルス簡易検査キットの体外診断薬として
の国内薬事承認を独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に申請した。同社は
2月に簡易検査キットの開発に着手し、関係官庁や公的機関、国内外の研究機関の協力を
仰ぎながら研究を進めてきた。

 本キットはイムノクロマト法により新型コロナウイルス抗原を検出し、特別な検査機器
を使用せずに陽性か陰性かの識別をする。既に普及しているPCR法に比べて短時間で識
別できるのが特徴だ。同社は最大1日10 万検査分の量産体制を構築し、国内薬事承認後
には速やかに各医療機関へ供給されるよう準備を進めている。

 同社は、クロマト法以外の診断方法も研究している。2019 年9 月に株式を33.
4%取得した台湾PlexBio 社は、新型コロナウイルスとその他の呼吸器感染症関連
ウイルスの有無を同時に測定する検出法を開発中。すでに試作品が完成し、今後台湾で実
用化に向けた検証を行うとともに、国内での展開も検討している。

(田宮 寛之)

(株)東洋経済新報社

新型コロナワクチン量産への期待背景に投資資金流入

塩野義製薬<4507.T>が急速人気化、6000円台前半のもみ合いを上放れてきた。日米株式市場では新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感は強いものの、一方でワクチンや治療薬開発に対する期待も強い。そうしたなか、前日引け後に日本経済新聞電子版が、(塩野義が)11月にも臨床試験に入る新型コロナワクチンについて、2021年末までに生産体制を年3000万人以上に整えると伝えたことが、株価を強く刺激する格好となった。同社株は6月22日に7183円の年初来高値をつけた後は調整局面にあったが、目先は75日移動平均線近辺まで水準を落とし売り一巡感が出ていたことも株価上昇を後押ししている。

出所:MINKABU PRESS

新型コロナ感染患者向けバイタル測定スマホアプリの実証研究プロジェクトがAMEDに採用される

エーザイ<4523.T>は20日、新型コロナウイルス感染患者向けバイタル測定スマホアプリの実証研究プロジェクトが、AMED(日本医療研究開発機構)事業に採択されたと発表した。

 同社は、アルム(東京都渋谷区)および東京医科歯科大学と共同で、AMEDが公募した令和2年度「ウイルス等感染症対策技術開発事業」の「ウイルス等感染症対策に資する医療機器・システム等の実証研究支援分野」に、新型コロナウイルス感染患者向けバイタル測定スマホアプリの実証研究プロジェクトを共同提案。同案が採択され、アルムと東京医科歯科大学、アルムとエーザイとの間で、研究委受託契約を締結した。

 今回の研究では、広く普及したスマホとSNSを活用し、利用者に特別な知識や機器を要求せずに、遠隔で医療判断に資する多様なデータを獲得できる機能を既存のシステムに追加し、神奈川県と東京都での実証を予定しているという。

 午前11時27分時点の株価は、前週末比23円安の8486円。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]

新型コロナ検査用全自動PCR検査装置とPCR試薬を発売

プレシジョン・システム・サイエンス(PSS)<7707.T>が、前週末比30円高の1356円カイ気配となっている。前週末17日引け後、新型コロナウイルスの感染防止に向け、提携するエリテック社製の全自動PCR検査装置「エリート インジーニアス」と、PCR試薬「エリート MGB SARS-CoV-2 キット」を、8月3日から販売すると発表、材料視された。

 また、PSSブランドの全自動PCR検査装置「ジーンリード エイト」とセルテスト社製の新型コロナウイルス検査用PCR試薬「VIASURE SARS-CoV-2 PCR」についても、同日に発売を開始するという。同社では、当面、これらの全自動PCR検査装置、PCR試薬、および消耗品等の製造・供給能力が限定的であることを考慮し、同社がこれまで密接な協力関係、コラボレーションを進めてきた研究施設、医療機関への販売を開始し、供給能力や販売体制の拡充に伴い、順次、販売対象を拡大するとしている。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]

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