コロナ 株 雇用統計 決算いろいろあった メモ帳 5/1


決算発表にて業績がよかった企業

Jストリーム <4308.T> [東証M]

前期経常は76%増で上振れ着地・12期ぶり最高益更新
20年3月期の連結経常利益は前の期比76.2%増の5.6億円と従来予想の4.3億円を上回り、12期ぶりに過去最高益を更新した。昨年8月末に連結子会社化したビッグエムズワイの業績が想定より伸びたことが寄与。また、新型コロナウイルス感染症対策としてライブ配信やイベントの事前映像収録などの引き合いが急増。医薬業界を中心に多くの新規案件を獲得したうえ、コンテンツ視聴の拡大によるデータ流量の増加も収益を押し上げた。
併せて、従来未定としていた前期の期末一括配当を6.5円(前の期は5.1円)実施する方針とした。なお、21年3月期の業績見通しは開示しなかった。

カゴメ <2811.T>

1-3月期(1Q)税引き前は47%増益で着地
20年12月期第1四半期(1-3月)の連結税引き前利益は前年同期比47.2%増の24.4億円に拡大して着地。国内で野菜摂取を促す大規模な広告活動を実施し、「野菜生活」シリーズの新商品などが好調だったほか、機能性への認知が広がったトマトジュースの販売も伸びた。国際事業の採算が改善したことも大幅増益につながった。

アスコット <3264.T> [JQ]

上期経常は黒字浮上・通期計画を超過
20年9月期上期(19年10月-20年3月)の連結経常損益は10.6億円の黒字(前年同期は2.4億円の赤字)に浮上して着地。賃貸マンションの売却が17物件(前年同期は6物件)と大幅に増加したほか、分譲マンションの販売も伸びたことが寄与。不動産ソリューション事業でバリューアップ案件の利益率が改善したことも黒字浮上に貢献した。
通期計画の3.6億円をすでに2.9倍も上回っており、業績上振れが期待される。

システムリサ <3771.T>

前期経常を23%上方修正・最高益予想を上乗せ
20年3月期の連結経常利益を従来予想の14.1億円→17.3億円に23.0%上方修正。増益率が8.6%増→33.6%増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。顧客企業のIT投資需要が堅調に推移したことに加え、消費税増税に伴う特需でパッケージソフトなどの販売が伸びたことが寄与。IT技術者の稼働率が高水準を維持したほか、プロジェクトの原価管理を徹底したことも上振れにつながった。

テラスカイ <3915.T>

今期最終を一転2.5倍増益・最高益に上方修正
21年2月期の連結最終利益を従来予想の2.2億円→21.7億円に9.8倍上方修正。従来の74.8%減益予想から一転して2.5倍増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。保有する上場株式の売却に伴い、売却益28億円を計上することが最終利益を押し上げる。

東和薬品 <4553.T>

前期経常を一転9%増益・最高益に上方修正
20年3月期の連結経常利益を従来予想の146億円→205億円に40.4%上方修正。従来の22.6%減益予想から一転して8.7%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。生産効率化による原価低減に加え、デリバティブ評価益や為替差益を計上したことが利益を押し上げた。

日本インシュ <5368.T> [東証2]

前期経常を26%上方修正・3期ぶり最高益更新へ
20年3月期の連結経常利益を従来予想の16億円→20.2億円に26.3%上方修正。増益率が6.2%増→34.0%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。手持ちのプラント関連工事が順調に進み、売上高が計画を11.8%も上回ったことが寄与。原価管理の効率化が奏功し、採算が改善したことも利益を押し上げた。

野村マイクロ <6254.T> [JQ]

前期経常を28%上方修正
20年3月期の連結経常利益を従来予想の13.9億円→17.8億円に27.8%上方修正。増益率が12.9%増→44.2%増に拡大する見通しとなった。中国・台湾向け水処理装置案件の工事が計画より進まなかったものの、利益率の高いメンテナンスや消耗品販売が増加したことで採算は大きく改善した。旅費交通費をはじめとする経費が想定を下回ったことも上振れの要因となった。

アクモス <6888.T> [JQ]

7-3月期(3Q累計)経常は47%増益・通期計画を超過
20年6月期第3四半期累計(19年7月-20年3月)の連結経常利益は前年同期比47.2%増の5.2億円に拡大して着地。ITソリューション事業でシステム更新案件などSI・ソフトウェア開発分野の受注が引き続き好調だったことが寄与。売上原価が減少したことも増益の要因となった。
通期計画の3.8億円をすでに35.3%も上回っており、業績上振れが期待される。

日ガス <8174.T>

今期経常は14%増で4期ぶり最高益、30円増配へ
20年3月期の連結経常利益は前の期比44.8%増の106億円に拡大して着地。続く21年3月期も前期比14.2%増の122億円に伸び、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。新型コロナウイルス感染拡大について、主力の家庭用ガス販売量への影響は限定的であると想定。業務用では需要減を見込むものの、LPガスの原料安効果で吸収する。
併せて、今期の年間配当は前期比30円増の100円に増配する方針とした。

MTI <9438.T>

今期経常を25%上方修正
20年9月期の連結経常利益を従来予想の19.2億円→24億円に25.0%上方修正。減益率が38.7%減→23.4%減に縮小する見通しとなった。音楽配信サイト「musico」などの事業譲受効果に加え、スマートフォン有料会員獲得の伸び悩みに伴い、広告宣伝費が想定を下回ることも上振れの要因となる。

上がった株

広栄化学 <4367.T>  2,226円 (+400円、+21.9%) ストップ高

広栄化学工業 <4367.T> [東証2]がストップ高。30日付の化学工業日報で、「新型コロナウイルスの治療薬として期待される『アビガン』および『レムデシビル』の原料を生産する」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、千葉工場(千葉県袖ヶ浦市)の既存プラントを生かして、5月中にアビガンの合成原料であるピリジンの生産体制を構築するほか、レムデシビルの原料であるピロールについても、米ギリアド・サイエンシズとの直接取引が決定し、生産量を拡大する計画だという。

アズーム <3496.T>  2,240円 (+400円、+21.7%) ストップ高

アズーム <3496.T> [東証M]がストップ高。同社は30日、発行済株式数の3.42%にあたる5万株(金額で8000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。

ダイトーケミ <4366.T>  453円 (+80円、+21.5%) ストップ高

ダイトーケミックス <4366.T> [東証2]がストップ高。28日取引終了後、20年3月期利益の増額修正を発表したことが好感された。売上高は125億円から124億1700万円(前の期比2.9%増)に見直したものの、営業利益は5億5000万円から8億1200万円(同3.6%増)に、純利益は4億5000万円から5億2400万円(同15.3%減)に増額した。韓国の持ち分法適用会社の火災による損失があったが、環境関連事業の収益性向上や化成品事業の経費削減などが利益を押し上げた。

UUUM <3990.T>  2,397円 (+400円、+20.0%) ストップ高

UUUM <3990.T> [東証M]がストップ高。同社はユーチューバーの制作支援ビジネスを展開するが、28日取引終了後、吉本興業のMCN(マルチチャンネルネットワーク)運営権の一部を譲受するとともに、同社と業務提携契約を締結したことを発表。吉本興業所属タレントのYouTubeチャンネル運営などで協業する計画で、これによる業容拡大効果に期待する形で投資資金の流入が加速した。

テクノプロH <6028.T>  6,210円 (+1,000円、+19.2%) ストップ高

東証1部の上昇率2位。テクノプロ・ホールディングス <6028.T> がストップ高。同社は28日取引終了後に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年6月期第3四半期累計(19年7月-20年3月)連結業績は売上高1194億9100万円(前年同期比12.2%増)、税引き前利益130億8800万円(同18.1%増)に伸びて着地。 新型コロナウイルス感染拡大の影響が懸念されるなかで増収増益を確保したことが好材料視された。技術者派遣・請負事業で技術者の平均稼働率が95.6%と高水準を維持した。また、引き合いが旺盛なIT分野を中心に高収益化の推進を強化したほか、契約単価の向上に注力したことも奏功したようだ。コロナショックに備えた販管費抑制効果が早めに現れたため、利益の年間進捗率は想定を上回って推移しているという。通期業績予想を据え置いたことも評価材料となった。

sMedio <3913.T>  930円 (+150円、+19.2%) ストップ高

sMedio <3913.T> [東証M]がストップ高に買われた。同社は30日午後2時15分頃に、20年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算を発表。営業損益は3700万円の黒字(前年同期は4400万円の赤字)に浮上し、通期計画2400万円の黒字を超過したことが好感されたようだ。売上高は2億6600万円(前年同期比19.5%増)で着地。前期に開発に取り組んだ4K・8Kテレビ向けのロイヤルティー収入が寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

Aiming <3911.T>  505円 (+80円、+18.8%) ストップ高

Aiming <3911.T> [東証M]がストップ高。同社は28日取引終了後に20年12月期第1四半期(1-3月)の決算を発表し、同日夜に決算説明動画を配信した。その中でスクウェア・エニックス・ホールディングス <9684.T> 傘下のスクウェア・エニックスと共同開発中のスマートフォン向けゲーム「ドラゴンクエストタクト」について言及しており、これが刺激材料となったようだ。「ドラゴンクエストタクト」は2月27日から3月5日にクローズドβテストを実施し、大きなトラブルもなく順調に進んだという。また、新型コロナウイルス感染による同タイトルの開発遅延は生じていないことを明らかにした。なお、第1四半期業績は最終損益(非連結)が1億5500万円の赤字(前年同期は4800万円の黒字)だった。併せて非開示だった上期(1-6月)の業績予想は最終損益が3億7700万円の赤字(前年同期は4億6900万円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しを示している。

だいこう <8692.T>  651円 (+100円、+18.2%) ストップ高

東証1部の上昇率4位。だいこう証券ビジネス <8692.T> がストップ高。28日取引終了後、野村総合研究所 <4307.T> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと発表。TOB価格が28日終値を67%上回る1株920円とあって、30日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。なお、TOBの買い付け期間は30日から6月15日まで。TOBが成立した場合、同社株は上場廃止となる見通しだ。

レーザーテク <6920.T>  7,210円 (+940円、+15.0%) 一時ストップ高

東証1部の上昇率7位。レーザーテック <6920.T> が続急騰。株価は前営業日につけた実質上場来高値6290円を15.6%も上回る7270円まで上昇する場面があった。28日取引終了後に発表した20年6月期第3四半期累計(19年7月~20年3月)連結業績が売上高256億100万円(前年同期比19.2%増)、経常利益89億1500万円(同56.9%増)と大幅増収増益で着地しており、これを好感する買いが向かった。半導体製造メーカーが次世代のEUV(極端紫外線)リソグラフィーを用いた先端ラインの設備投資を継続するなか、マスクブランクス欠陥検査装置などの販売が増勢だった。決算発表と併せて、20年6月期の受注予想を上方修正したことも評価材料に。半導体関連装置の好調を受けて、今期受注高は従来予想から150億円積み増し850億円(前期比91.0%増)に拡大する見通しとなった。

日エスコン <8892.T>  736円 (+89円、+13.8%) 一時ストップ高

日本エスコン <8892.T> が続急騰。28日取引終了後に発表した20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益が前年同期比3.2倍の93億2900万円に急拡大して着地したことが好感された。不動産販売事業で主力の分譲マンションの販売が好調だったほか、商業施設や物流倉庫など収益不動産の引き渡しも順調に進み、売上高が前年同期比2.2倍の421億9600万円と大幅増収を達成したことが寄与した。第1四半期経常利益が上期計画(90億円)を既に上回っており、業績上振れを期待する買いなどが向かったようだ。

ISID <4812.T>  4,620円 (+445円、+10.7%)

ISID <4812.T> が急反騰。28日取引終了後に発表した20年12月期第1四半期(1-3月)連結業績が売上高263億6600万円(前年同期比14.5%増)、経常利益32億5200万円(同26.7%増)に伸びて着地したことが好材料視されたようだ。電通グループ <4324.T> の基幹システム領域における大型の更改案件が堅調に推移したことに加え、電通との協業によるビジネスが公共向けを中心に拡大した。また、人事管理ソリューション「POSITIVE」や会計ソリューション「Ci*X」、連結会計ソリューション「STRAVIS」など自社開発ソフトウェア製品の販売・導入が伸びたことも収益を押し上げた。

ダイビル <8806.T>  999円 (+79円、+8.6%)

ダイビル <8806.T> が大幅に5日続伸。同社は30日、発行済株式数の1.71%にあたる200万株(金額で25億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。

Vコマース <2491.T>  2,250円 (+171円、+8.2%)

バリューコマース <2491.T> が大幅5日続伸。28日取引終了後に発表した20年12月期第1四半期(1-3月)連結業績が売上高76億6100万円(前年同期比21.6%増)、経常利益15億2300万円(同22.6%増)に伸びて着地しており、これを好感する買いが向かった。ECソリューション事業が収益を牽引した。「Yahoo!ショッピング」出店者向けCRM(顧客管理)ツールやクリック課金型広告のサービス利用が増加したほか、新たに子会社となったダイナテックとB-SLASHの業績も加わったことも売上高を押し上げた。また、成果報酬型広告を展開するマーケティングソリューション事業は新型コロナウィルス感染拡大の影響があったものの、増収増益を確保し全体の業績をサポートした。

いなげや <8182.T>  1,733円 (+127円、+7.9%)

食品スーパー中堅のいなげや <8182.T> が急反発し、年初来高値を更新した。28日取引終了後、20年3月期の連結経常利益を従来予想の17億円から26億8300万円へ大幅上方修正すると発表。従来の34.2%減益予想から一転して1.4%増益見通しとなり、これを好感する買いが向かった。新型コロナウイルス感染症の拡大で消費者の買いだめ行動が強まったことを受け、2月と3月は客数、買い上げ点数が増加し、既存店売上高が前年実績を上回って推移した。コスト構造改革の推進で人件費や一般管理費が減少したことも利益を押し上げたとしている。

ゼンリン <9474.T>  1,150円 (+80円、+7.5%)

ゼンリン <9474.T> が大幅3日続伸、一時28日比16.6%高の1248円に買われた。28日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これが好感された。上限を200万株(発行済み株式数の3.5%)、または30億円としており、取得期間は5月1日から21年4月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行と、資本効率の向上及び株主還元の強化を図るためという。また、同時に発表された20年3月期決算は、売上高597億7100万円(前の期比6.2%減)、営業利益33億円(同43.3%減)、純利益26億3300万円(同17.9%減)だった。なお、21年3月期業績予想について、新型コロナウイルス感染症の拡大により、市況の悪化に伴う取引減少などが見込まれるものの、業績に与える影響が現時点で合理的に算定することが困難なため未定としている。

積水樹脂 <4212.T>  2,200円 (+139円、+6.7%)

積水樹脂 <4212.T> が大幅3日続伸。同社は30日、発行済株式数の4.60%にあたる200万株(金額で48億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。

国際石開帝石 <1605.T>  691.1円 (+33.4円、+5.1%)

石油エネルギー関連株が軒並み高。国際石油開発帝石 <1605.T> や石油資源開発 <1662.T> 、コスモエネルギーホールディングス <5021.T> などが急伸した。29日のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の6月物は29日比2.72ドル高の1バレル=15.06ドルと急伸した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した、先週の米原油在庫の増加幅は市場予想を下回ったことで、原油需給が好転することへの期待が膨らんだ。29日の米国市場でエクソン・モービルなど石油メジャー株が上昇したことも追い風となった。

東エレク <8035.T>  22,940円 (+855円、+3.9%)

東京エレクトロン <8035.T> 、アドバンテスト <6857.T> 、SUMCO <3436.T> など半導体関連株が総じて上値追い態勢を強めた。29日の米国株市場ではインテルをはじめ半導体セクターに買いが集まり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は一時1800大台を回復、終値でも5%近い上昇をみせた。次世代通信規格5G商用化やデータセンター増設の動きなど、アフターコロナをにらんだ半導体市況の改善を先取りする動きが出ており、東京市場にもこの流れが波及した。

GMO-FH <7177.T>  549円 (+20円、+3.8%)

GMOフィナンシャルホールディングス <7177.T> [JQ]が大幅続伸。28日取引終了後に発表した20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益が38億2000万円(前年同期比2.9倍)に急拡大して着地しており、これを好感する買いが優勢となった。外国為替市場や商品先物市場、株価指数のボラティリティが上昇したことを背景に、店頭デリバティブの取引高が増加し、トレーディング損益が大きく改善した。また、ビットコインを中心に暗号資産の取引高も伸び、暗号資産事業の収益が好転したことも業績を押し上げた。併せて、第1四半期末の配当は11.94円(前年同期は2.59円)を実施する方針を示したことも好感されたようだ。

コマツ <6301.T>  2,062.5円 (+69円、+3.5%)

コマツ <6301.T> や日立建機 <6305.T> 、ファナック <6954.T> といった中国関連株が高い。中国国家統計局が発表した4月製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.8と2ヵ月連続で好不況の分かれ目となる50を上回った。市場予想は、51.0だった。同PMIは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2月に35.7と急落した後、3月は52.0に回復していた。なお、同じく30日に発表された財新による4月製造業PMIは49.4(3月50.1)だった。

最新コロナ情報 5/1

  1. 独、ロックダウン緩和拡大 来週から遊技場など再開へ
    ドイツは、新型コロナウイルスの感染抑制に向け実施しているロックダウン(都市封鎖)措置を一段と緩和し、来週5月4日から遊技場や美術館、教会を再開する。また数日内に学校やスポーツイベントに関しても判断するとした。
  2. 米、コロナ対策第4弾は不要も 経済再開順調なら=大統領顧問
    ハセット米大統領顧問は30日、各州の経済活動再開が比較的早く進めば、新型コロナウイルス対策の第4弾は不要になる可能性もあるという考えを示した。
  3. 米、新型コロナ感染者103万人 死者6万人=CDC
    米疾病対策センター(CDC)は30日、国内の新型コロナウイルス感染者数が29日時点で前回発表から2万6512人増加し、103万1659人になったと発表した。
  4. ロシア首相、新型コロナに感染 第1副首相が代行へ
    ロシアのミシュスチン首相(54)は30日、新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。一時的に職を離れ、隔離治療を受ける。
  5. 仏の新型コロナ死者、増加数が平日で3月末以来の低水準
    フランスで確認された新型コロナウイルス感染症による死者は30日に289人(1.2%)増加し2万4376人となった。平日の増加数としては3月末以来の低水準だった。
  6. 日産、新型コロナで休止の英工場再開へ 6月初旬から段階的に
    日産自動車<7201.T>は、新型コロナウイルス流行に伴い休止している英国サンダーランド工場の操業を6月初旬から段階的に再開する計画を明らかにした。
  7. 米FDA、「レムデシビル」のデータを迅速に検証中=BBG
    米食品医薬品局(FDA)のハーン長官は、新型コロナウイルス感染症治療薬の候補とされる米ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬レムデシビルについて、データ検証を迅速に進めていると明らかにした。ブルームバーグとのインタビューで述べた。
  8. 米、中国保有の米国債帳消しを検討せず─カドロー氏=報道
    米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は、中国の透明性を欠く新型コロナウイルス対応に反発し、米政権が中国の保有する米国債の一部を帳消しにするとの考えは「無実無根」と言明した。CNBCの記者が30日、ツイッターへの投稿で明らかにした。
  9. 英、新型コロナ死者2.6万人 感染者17.1万人
    英国で確認された新型コロナウイルス感染症による死者は30日に674人増え2万6771人となった。感染者は6032人増の17万1253人だった。
  10. アメリカン航空、第1四半期損失22億ドル 破産脱却後で初
    米アメリカン航空グループが30日発表した第1・四半期決算(3月31日まで)は22億ドルの純損失となった。損失計上は2013年の破産法適用下からの脱却後初めて。また新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)で渡航が制限されているため、第2・四半期は1日当たり約7000万ドルの資金流出が見込まれるとした。
  11. 米メーシーズ、来週一部店舗の営業再開 6週以内に全店でも
    米百貨店大手メーシーズは新型コロナウイルス感染拡大に伴い一時的に閉店していた米国内の店舗のうち、感染拡大抑制策が緩和された州にある68店舗の営業を5月4日に再開すると発表した。
  12. NY、地下鉄消毒へ夜間運休 接触追跡に州が最大1.7万人雇用
    米ニューヨーク州のクオモ知事は30日、ニューヨーク市の地下鉄を毎日午前1─5時に運休し、車両を24時間ごとに消毒する方針を発表した。新型コロナウイルス感染拡大によって休止状態にある経済活動の再開に向け、安全な公共交通機関の維持を目指す。
  13. 米、州・地方政府の新型コロナ対策に1兆ドル必要=下院議長
    米民主党のペロシ下院議長は30日、州・地方政府向けの新型コロナウイルス対策として、数年間で1兆ドル近い支援が必要になるとの見方を示した。
  14. 米、新型コロナワクチン開発加速化 大統領が指揮
    トランプ米大統領は30日、新型コロナウイルス感染症予防に向けたワクチンの開発を加速化させる方針を示した。
  15. 英首相「新型コロナのピーク過ぎた」、ロックダウン緩和策公表へ
    英国のジョンソン首相は30日、国内の新型コロナウイルス流行はピークを過ぎたとし、来週にもロックダウン(都市封鎖)措置の出口戦略を発表すると述べた。
  16. コロナワクチン、年内に最大2千万人分の生産目指す=米ファイザー
    米製薬大手ファイザーは30日、独バイオ医薬ベンチャーのビオンテック<22UAy.F>と共同開発する新型コロナウイルス向けワクチンについて、年末までに最大2000万人分の生産を目指すと表明した。
  17. FRB、中小向け融資制度を拡充 社員1.5万人までの企業支援
    米連邦準備理事会(FRB)は30日、新型コロナウイルス対策の一環として導入した中小企業向けの「メインストリート融資制度(MSLP)」の拡充を発表した。
  18. 新型コロナ「人造でない」、発生源の特定に注力=米情報当局
    米国家情報長官室(ODNI)は30日、新型コロナウイルスについて「人造でも遺伝子操作されたものでもないという科学的な総意に同意する」との認識を表明した。
  19. EXCLUSIVE-中国、米大統領選で私を敗北させたい=トランプ氏
    トランプ米大統領は29日、大統領執務室でロイターのインタビューに応じ、新型コロナウイルス感染拡大への中国の対応は同国が2020年の米大統領選で自身を敗北させるために「何でもやる」ことを示していると述べた。
  20. ツイッター第1四半期3%増収、コロナで利用者増 広告収入は低迷
    米ツイッターが30日発表した第1・四半期決算は、新型コロナウイルスに関する情報を求める利用者数の増加を追い風に売上高が市場予想を上回った。一方、広告収入の低迷などが響き、最終損益は赤字に転落した。
  21. 米マクドナルド、第1四半期利益は市場予想下回る
    米ファストフードチェーン大手のマクドナルドが30日発表した第1・四半期決算(3月31日まで)は利益が市場予想を下回った。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)封じ込めに向け、欧州では一部店舗が引き続き閉鎖されている。
  22. メキシコGDP速報値、第1四半期1.6%減 09年以来の大幅縮小
    メキシコの国家統計局が30日に発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値(季節調整済み)は前期比1.6%減となり、市場予想の1.7%減をやや上回ったが、2009年第1・四半期(5.1%減)以来の大幅な落ち込みとなった。
  23. 世界の小売売上高、20年は9.6%減に=フォレスター
    調査会社フォレスターは30日、新型コロナウイルス危機により、2020年の世界の小売売上高が平均9.6%(2兆1000億ドル)減少するとの見通しを発表した。新型コロナのパンデミック(世界的流行)前の水準に戻るには4年を要するという。
  24. 米ゲイツ財団とTikTok、アフリカの新型コロナ対策へ寄付
    中国の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」と米ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が29日、アフリカにおけるCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)対策を支援するため、国際連携団体GAVIワクチン・アライアンスにそれぞれ1000万ドルを寄付した。
  25. 伊GDP、第1四半期は前期比‐4.7% 統計開始以来の大幅減
    イタリア国家統計局が30日発表した2020年第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比4.7%減で、1995年に現在の形式で統計を開始して以来、最も大幅な落ち込みとなった。前年同期比では4.8%減となった。
  26. 4─6月期の世界のスマホ出荷、16.5%減の見通し=調査
    台湾の調査会社トレンドフォースによると、4─6月期の世界のスマートフォン出荷台数は前年同期比16.5%減の2億8700万台となる見通し。サプライチェーンは回復しているものの、新型コロナウイルスの感染拡大が需要を急減させるためという。
  27. 第1四半期の台湾GDP、前年比1.54%増 4年ぶり低い伸び
    台湾主計総処が発表した第1・四半期の域内総生産(GDP)速報値は前年比1.54%増と、約4年ぶりの低い伸びとなった。
  28. 英銀ロイズ、第1四半期は大幅減益 新型コロナで貸倒引当金14億ポンド
    英金融大手ロイズ・バンキング・グループが発表した第1・四半期決算は、税引き前利益が7400万ポンドとなり、前年同期の16億ポンドから大幅に減少した。新型コロナウイルスの感染拡大による影響に備え、14億ポンド(17億5000万ドル)に上る貸倒引当金を計上したことが響いた。
  29. スペインGDP、第1四半期は前期比5.2%減 統計開始以降で最悪
    スペイン統計局(INE)が発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比5.2%減と、1970年の現統計開始以降で最悪のマイナス成長となった。
  30. 米カリフォルニア州、全てのビーチと州立公園を閉鎖へ
    米カリフォルニア州のニューサム知事は30日、州内すべてのビーチと州立公園の閉鎖を発表する方針。州知事が各警察署長に宛てた29日付のメモをロイターが入手した。
  31. 〔情報BOX〕新型コロナウイルス、世界の感染者319万人超・死者22.6万人
    ロイターの集計によると、新型コロナウイルスの感染者は世界全体で319万人を超え、死者は22万6880人となった。
  32. ロシアの新型コロナ感染者数が10万人突破、中国・イランを超える
    ロシアの新型コロナウイルス危機対策センターによると、国内の新型ウイルス感染者数が30日時点で10万人を突破、累計で10万6498人となった。ロシアの感染者数は今週に入り、中国とイランを上回った。
  33. ノキア、第1四半期は2%減収 新型コロナによる供給途絶が響く
    フィンランドの通信機器メーカー、ノキアが発表した第1・四半期決算は、新型コロナウイルスの感染拡大による中国からの供給途絶が響き、2%の減収となった。ただ次世代通信規格5G関連機器に対する需要が好調で小幅な黒字を計上した。
  34. グレンコア、設備投資・生産予測を下方修正 コロナの影響に対処
    ロンドン市場に上場している商品取引・資源大手グレンコアは30日、2020年の設備投資と生産の見通しを下方修正した。支出削減により新型コロナウイルスの感染拡大の影響に対処できるとしている。
  35. 4月の独失業者数(季節調整後)は前月比+37.3万人、予想以上の大幅増
    ドイツ連邦雇用庁が30日発表した4月の失業者数(季節調整後)は前月比37万3000人増の263万9000人だった。新型コロナウイルスの感染拡大が響き、予想の7万6000人増を大きく上回った。
  36. 仏ソジェン、第1四半期は最終赤字 株式取引部門が不振
    仏銀ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)が発表した第1・四半期決算は最終赤字となった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた市場の動揺で株式取引部門が不振だった。また新型コロナに関連した債務不履行が増えると予想し、貸倒引当金を積み増した。
  37. シェル、80年ぶりに減配へ 石油需要減で自社株買いも停止
    英蘭系石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルは30日、過去80年で初の減配に踏み切ると発表した。次回の自社株買いも停止する。
  38. 第1四半期の仏GDPは前期比-5.8%、戦後最大のマイナス幅
    フランス国立統計経済研究所(INSEE)が発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比5.8%減となり、第2次世界大戦後最大の減少幅を記録した。3月半ば以降、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたロックダウン(都市封鎖)が実施された影響で、大衆が蜂起した「5月危機」が起きた1968年第2・四半期(5.3%減)を上回る落ち込みとなった。
  39. 石油大手など9社、米戦略備蓄の貯蔵施設を間借り=政府関係者
    米石油大手のシェブロンやエクソン・モービル、アロンUSAを含む9社は、国家石油備蓄の貯蔵施設のうち2300万バレル分を借りることで合意した。米政府関係者が29日、明らかにした。
  40. 世界エネ需要、20年は過去最大の減少幅に CO2排出も=IEA
    国際エネルギー機関(IEA)は30日、2020年の世界のエネルギー需要と二酸化炭素(CO2)排出量が過去最大の減少になるとの予測を発表した。新型コロナウイルスの流行により世界各国で経済活動が制限されている状況を踏まえた。
  41. EXCLUSIVE-トランプ氏、バイデン氏優勢示す世論調査は「信じない」
    トランプ米大統領は29日、ロイターとのインタビューで、11月の米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領が支持率で優勢となっている世論調査は信じないと述べた。
  42. 新型コロナ対策でトランプ氏への信頼度低下=世論調査
    28日に公表されたロイター/イプソスの世論調査では、新型コロナウイルス対策でトランプ米大統領に対する信頼度が低下していることが明らかになった。
  43. 中国製造業PMI、4月は50.8に低下 輸出受注が大幅に減少
    中国国家統計局が30日に発表した4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.8となり、3月の52.0から低下した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け世界経済の大半が休止状態に陥る中、輸出受注が大幅に減少。中国経済の本格回復にはまだ時間がかかりそうだ。
  44. 米政府、コロナワクチン開発加速へ 年末までに1億人分=高官
    米トランプ政権は、新型コロナウイルスのワクチン開発を加速させる計画で、2020年末までに1億人分のワクチンを用意することを目指している。政権高官が29日、匿名を条件に明らかにした。
  45. 韓国、新型コロナの新たな国内感染なし 2月以降初めて
    韓国疾病予防管理局(KCDC)は30日、国内で新たに新型コロナウイルスに感染した人は報告されなかったと発表した。新規国内感染者が出なかったのは2月以降で初めてとなる。
  46. EXCLUSIVE-中国、米大統領選で私を敗北させたい=トランプ氏
    トランプ米大統領は29日、大統領執務室でロイターのインタビューに応じ、新型コロナウイルス感染拡大への中国の対応は同国が2020年の米大統領選で自身を敗北させるために「何でもやる」ことを示していると述べた。
  47. 中国、1130億ドル規模の輸送プロジェクトを準備
    中国交通運輸省は30日、すぐにでも開始できる輸送プロジェクトの投資総額が8000億元(1130億2000万ドル)に達していると表明した。景気対策の一環。財源が確保できているという。
  48. 〔BREAKINGVIEWS〕金正恩氏不在は世界の懸念要素、後継者問題がネック
    北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、常に世界を不安に陥れている。自らが姿を現す場合はもちろん、逆に公の場で確認できないという事態でもそれは全く同じだ。正恩氏については、心臓の具合が悪いことによる病気説や、こん睡状態説、死亡説などが飛び交っている。実際に病気であっても、あるいは健康に問題がなくても、正恩氏は後継者を決めていないので、今後国内で権力闘争が勃発する可能性がある。
  49. 〔BREAKINGVIEWS〕米国民の映画館離れ、コロナ後も継続か
    あかりの消えた映画館が映し出すのは、近未来の光景かもしれない。新型コロナウイルスの感染拡大によってAMCエンターテインメントなどが運営する映画館が完全に閉鎖される以前から、映画館の入場者数は減る一方、ネットフリックスなどの配信サービスが台頭していた。AMCはこの流れに抵抗しているが、米国の映画館が再び満席になると想像するのは、サイレント映画のごとく過日のものなのかもしれない。
  50. ギリアドのコロナ新薬治験で肯定的な暫定結果、ファウチ所長「意義大きい」
    米国立衛生研究所(NIH)傘下の国立アレルギー・感染症研究所は29日、ギリアド・サイエンシズの新型コロナウイルス感染症治療薬候補「レムデシビル」の臨床試験で、患者の回復が31%早まったとの暫定結果が得られたと明らかにした。
  51. スイスがコロナ規制をさらに緩和へ、大規模集会は8月まで禁止継続
    スイス政府は29日、新型コロナウイルス感染拡大抑制のための規制を一段と緩和する方針を明らかにした。スポーツイベント、店舗、レストラン、博物館の再開が含まれるが、1000人以上の集会は8月まで禁止が継続されるという。
  52. 中国、今年のボアオアジアフォーラムを中止 新型コロナで
    中国国営メディアが30日に伝えたところによると、中国は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を理由に、今年の「博鰲(ボアオ)アジアフォーラム」の中止を決定した。
  53. 財新の4月中国製造業PMIは49.4 予想外の50割れ
    財新/マークイットが発表した4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.4と、前月の50.1から低下し、好不況の分かれ目となる50を予想外に下回った。
  54. コロナ禍の米失業者急増、マイノリティーに最大の打撃=FRB議長
    米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は29日、新型コロナウイルス流行による足元の失業者急増で黒人とヒスパニック(中南米系)がとりわけ大きな打撃を受けていると指摘した。
  55. アップルとグーグル、新型コロナ感染追跡技術のベータ版を試験へ
    米アップルとアルファベット傘下のグーグルは29日、新型コロナウイルスの感染者追跡技術の初期版2つを今週、試験目的で特定の開発業者に提供すると発表した。
  56. 英ジョンソン首相の婚約者が男児出産、母子とも順調
    新型コロナウイルス感染から回復したジョンソン英首相(55)の婚約者キャリー・サイモンズさん(32)が29日、ロンドンの病院で男児を出産した。
  57. 〔BREAKINGVIEWS〕中銀の政策対応に「弾切れ」なし、政治介入は逆効果
    物事には必ず終わりがあるが、どうやら中央銀行当局者の創意工夫は例外のようだ。新型コロナウイルスに痛めつけられた経済が回復するには大規模な支援が必要で、今後さらなる落ち込みは避けられない。そこで金融政策の大立者たちは、成長をてこ入れするための新しい方法を編み出し続けるだろう。
  58. 独企業の3割、規制3カ月が限界=IFO調査
    ドイツのIFO経済研究所が独企業を対象に新型コロナウイルス封じ込めによる規制措置の長期化にどの程度耐えられるか調査したところ、29.2%が最長3カ月間が限界だと回答した。52.7%は6カ月が限界だとした。
  59. 米フロリダ州、経済の一部再開を発表 ミシガン州は建設業再開へ
    米フロリダ州のデサンティス知事(共和党)は29日、マイアミ周辺を除く地域で来週から経済活動の一部再開を認めると発表した。ミシガン州のウィットマー知事(民主党)は、建設部門の再開計画を明らかにした。
  60. EU復興計画は今年後半に開始を=ジェンティローニ欧州委員
    欧州連合(EU)の欧州委員会で経済を担当するジェンティローニ委員は29日、EU首脳が依然協議中の新型コロナウイルス危機復興計画について、最も打撃を受けた国々への補助金交付と貸付金の双方を盛り込んだ上で、今年後半に開始できるよう準備を整えるべきとの見解を示した。フランスの経済紙レゼコーのインタビューで語った。
  61. KFC運営ヤム、4月売上高に改善の兆し 在宅注文や一部での来客増で
    ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)などを運営する米ヤム・ブランズは29日、在宅からの注文数が増加しているほか、一部の国で封鎖制限が緩和され店舗に顧客が戻っていることを受け、4月の売上高に改善の兆しが見られたと発表した。新型コロナウイルスへの懸念が続く中、世界の外食産業はデリバリーや持ち帰りメニューを充実させている。
  62. ドイツ銀、第1四半期は赤字に転落 新型コロナで通期見通しも悪化
    ドイツ銀行が29日発表した第1・四半期決算は、株主に帰属する純損益が4300万ユーロ(4664万ドル)の赤字となった。前年同期は9700万ユーロの黒字だった。
  63. EXCLUSIVE-米アマゾン、禁輸措置対象の中国企業から検温カメラ購入=関係筋
    米アマゾン・ドット・コムが新型コロナウイルス対策のため、米政府から禁輸措置を受けている中国の監視カメラ製造大手から体温測定カメラを購入していることが分かった。事情に詳しい関係者3人がロイターに明らかにした。
  64. 米リフト、982人の削減と賃下げを計画 新型コロナによる打撃で
    米配車サービス大手リフトは29日、従業員の17%に当たる982人を削減するとともに、賃金削減を行なう方針を明らかにした。 米国の大半で新型コロナウイルス感染拡大抑制のための閉鎖措置が続き、配車業界はほぼ崩壊状態にある。
  65. 中国の責任追及が目的の国際調査に反対、新型コロナで=外務次官
    中国の楽玉成外務次官は、新型コロナウイルスの世界的流行に関し、中国の責任追及を目的にしているいかなる国際調査にも「断固反対する」と表明した。
  66. スペインで感染鈍化続く、内相「封鎖解除中は一段の自制が必要」
    スペイン政府当局者は29日、ロックダウン(都市封鎖)による新型コロナウイルス感染抑制の効果は出ているが、来週から段階的に封鎖を解除するには一段の自制が必要との考えを示した。
  67. 米FRB、金利据え置き・量的緩和維持 新型コロナの中期リスク警戒
    米連邦準備理事会(FRB)は28─29日にテレビ会議方式で開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、金利据え置きと量的緩和の維持を決定した。また、新型コロナウイルスの感染拡大で短期的な経済成長が阻害されるだけでなく、中期的にも「著しいリスク」がもたらされるとの認識を示し、この難局を乗り切るために「あらゆる手段を行使する」と改めて表明した。
  68. ハンガリー、首都以外での新型コロナ規制を一部緩和 2週毎に見直し
    ハンガリーのオルバン首相は29日、首都ブダペスト以外の地域で新型コロナウイルス感染拡大抑制のための規制を一部解除した。店舗とレストランのテラスが時間制限なしに営業可能となり、屋外プールも再開される。ただし、店内と公共輸送機関ではマスク着用または顔を覆うことが義務付けられるという。
  69. 米景気対応、現金から長期的な政策に転換必要=カドロー氏
    米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は29日、米経済の急回復が見込まれる中、「現金」による景気対策からより長期的な経済下支え策にシフトする時期が来ているとの認識を示した。
  70. 米中小企業向け支援、融資申請から一時的に閉め出された大手行が猛反発
    米中小企業庁が29日、中小企業の給与保護プログラム(PPP)の融資認可申請について、一時的に中小銀行からの申請に限定すると発表したため、大手行が猛反発した。
  71. 米財務省、FRBの企業支援措置に追加出資する用意=ムニューシン長官
    ムニューシン米財務長官は29日、連邦準備理事会(FRB)が新型コロナウイルス対策として打ち出した企業支援を拡充するか、新たな支援措置を打ち出した場合、財務省として追加的な出資に応じる意向を示した。一方、航空業界へのさらなる支援は現時点では考えていないと述べた。
  72. 米ADM、第1四半期利益が予想上回る 栄養事業など好調
    米穀物商社アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)が発表した第1・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。農業サービスや油糧種子、栄養分野の事業の好調が寄与した。
  73. イタリア、新型コロナ死者2.7万人 増加数は鈍化
    イタリアで確認された新型コロナウイルス感染症による死者は29日に323人増え、累計2万7682人となった。増加数は前日の382人から鈍化した。イタリアでの新型コロナによる死者は米国に続き世界2番目に多い。
  74. VWとダイムラー、コロナで1─3月期大幅減益 第2四半期赤字予想
    ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲンとダイムラーは29日、新型コロナウイルスの感染拡大で第1・四半期利益が打撃を受けたとし、通年の業績見通しを下方修正した。
  75. 中国、北京含む北東部で新型コロナ抑制策緩和へ 感染継続的に減少
    中国の北京市と天津市、および河北省は29日、新型コロナウイルス感染件数の継続的な減少を受け、緊急体制レベルを30日午前0時に引き下げると発表した。
  76. 米、武漢ウイルス研を懸念 中国は施設立ち入り認めよ=国務長官
    ポンペオ米国務長官は29日、世界中に感染が拡大した新型コロナウイルスの発生源を巡り、中国湖北省武漢市にあるウイルス研究所について、米政府は今もなお懸念を持っているとした上で、施設への立ち入りを認めるよう中国側に改めて要求した。
  77. 新型コロナワクチン、量産実現は来年半ば以降=英グラクソCEO
    英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)のウォルムスリー最高経営責任者(CEO)は29日、新型コロナウイルスワクチンの量産実現は2021年半ば以降になるという見方を示した。
  78. ドイツCPI、4月は+0.8%に鈍化 16年11月以来の低い伸び
    ドイツ連邦統計庁が29日発表した4月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比0.8%上昇と、3月の1.3%上昇から鈍化し、伸びは2016年11月以来の低水準となった。
  79. ギリアド新型コロナ薬試験、良好な結果 早期投与で効果の可能性
    米製薬ギリアド・サイエンシズは29日、新型コロナウイルス感染症治験薬「レムデシビル」の臨床試験で前向きなデータが得られたと明らかにした。
  80. ユーロ圏景況感指数、4月は過去最大の落ち込み
    欧州委員会が29日発表した4月のユーロ圏景況感指数は67.0と、前月から27.2ポイント低下し、統計を開始した1985年以来、最大の落ち込みを記録した。市場予想の74.7を下回った。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた封鎖措置を受け経済活動がほぼ停滞したことを反映した。
  81. 政府、緊急事態宣言延長で調整 全国対象に約1カ月=日経
    日本経済新聞によると、政府は5月6日が期限の新型コロナウイルスを巡る緊急事態宣言を延長する方針を固めた。全国を対象に1カ月ほど延長する案を軸に調整する。1日に開く専門家会議の意見や状況を見極めた上で最終的な判断を行うという。
  82. 米国務長官、金正恩氏の「姿見えず」 状況を注視
    ポンペオ米国務長官は29日、FOXニュースとのインタビューで、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の動静について「姿が見えず、きょう報告すべき情報はない。状況を注視している」と語った。
  83. ドイツ、今年の経済成長率-6.3%と予想 戦後最悪の景気後退
    ドイツ政府は29日、2020年の経済成長率見通しをマイナス6.3%とし、1月に示した見通しのプラス1.1%から大幅に下方修正した。景気は第2・四半期に底入れし、その後は回復するとの見方を示したものの、アルトマイヤー経済相は新型コロナウイルスの感染拡大によりドイツ経済は第2次世界対戦以降で最悪のリセッション(景気後退)に陥るとの見方を示した。
  84. 金正恩氏は元山に滞在か、衛星画像に金氏の船
    しばらく前から公の場に姿を見せず、健康不安説も浮上している北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、東部の元山(ウォンサン)に滞在している可能性を示す衛星画像が公開された。
  85. 英バークレイズ、第1四半期税前利益が38%減 貸倒引当金積み増し
    英銀バークレイズが発表した第1・四半期決算は、税引き前利益が前年比38%減少した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、融資の焦げ付きが増える見通しで、貸倒引当金を21億ポンド(26億ドル)積み増した。
  86. エアバス、コア利益が49%減 新型コロナが打撃
    航空機大手エアバスが発表した第1・四半期決算は、調整後営業利益が49%減少して2億8100万ユーロ(3億0470万ドル)に、売上高は15%減の106億3100万ユーロとなった。
  87. 北京市、市外からの移動規制を30日にも緩和へ=関係者
    北京市は新型コロナウイルス感染の低リスク地域からの人の移動を30日にも緩和する可能性がある。状況に詳しい関係者2人が明らかにした。
  88. 韓国サムスン、第1四半期は3%営業増益 新型コロナで先行き不透明
    韓国のサムスン電子<005930.KS>が発表した第1・四半期決算は、営業利益が3%増で暫定値と一致した。ただ新型コロナウイルスの影響でスマートフォン(スマホ)やテレビの販売が減少しており、今第2・四半期は減益を見込む。
  89. 米スタバ、4-6月中国販売は最大35%減も 9月までの回復予想
    米コーヒーチェーン大手のスターバックスは28日、第3・四半期(4―6月)の中国の既存店売上高が新型コロナウイルスの影響で大幅に落ち込むとの見通しを示した。ただ、9月末までには回復する見込みだとした。
  90. 米大統領、食肉処理施設の操業継続命令 供給懸念で国防生産法活用
    トランプ米大統領は28日、国内の食品供給確保に向け、国防生産法に基づき、食肉処理施設に操業継続を命じた。精肉業界の労組からは、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、加工作業にあたる従業員の感染防止策の強化を求める声が上がっている。
  91. 米フォード、第2四半期は50億ドル超の赤字に 新型コロナで需要減
    米フォード・モーターが28日発表した第1・四半期決算は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)による影響を受け、20億ドルの損失となった。北米工場が閉鎖される中、第2・四半期は2倍以上に当たる50億ドル超の損失計上が見込まれるという。
  92. フィッチ、イタリアをBBBマイナスに格下げ ジャンクの一歩手前
    格付け会社フィッチ・レーティングスは28日、イタリアの信用格付けを「BBBマイナス」に引き下げた。格付け見通しは「ネガティブ」から「安定的」に変更した。
  93. 米、新型コロナ感染者100万人突破 加州は製造業などの再開計画
    ロイターの集計によると、米国の新型コロナウイルス感染者数が28日、累計100万人を突破した。世界全体の感染者総数の3分の1を占める。
  94. WHO、新型コロナ対応を擁護 「迅速かつ断固たる態度で行動」
    世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は29日、新型コロナウイルス感染症への対応を巡り、WHOは「迅速かつ断固たる態度で」行動したと擁護した。
  95. 米GDP、第1四半期速報値は4.8%減 4─6月期は最大40%減も
    米商務省が29日発表した第1・四半期の実質国内総生産(GDP)速報値(季節調整済み)は年率換算で前期比4.8%減と、2008年第4・四半期以来の大幅な落ち込みとなった。
  96. フランス、新型コロナ死者2.4万人超 入院者数の減少継続
    フランス当局が29日発表した新型コロナウイルス感染症による死者数は427人増の2万4087人だった。
  97. 英、新型コロナ死者2.6万人 欧州でイタリアに次ぐ2番目の多さ
    英国の新型コロナウイルス感染による死者数が28日時点で2万6097人に達した。フランスとスペインを超え、欧州ではイタリアに次いで2番目の多さとなった。
  98. トランプ米大統領・ファウチ氏、ギリアド・コロナ薬の有望データ歓迎
    トランプ米大統領は29日、ギリアド・サイエンシズが新型コロナウイルス感染症治験薬「レムデシビル」の臨床試験で有望なデータを得たとするニュースを歓迎すると述べた。
  99. トヨタとVW、米生産の再開を延期
    トヨタ自動車<7203.T>とドイツ自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は29日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)を受けて停止している米国内の生産について再開を延期すると発表した。
  100. 米、コロナワクチン開発加速へ 官民連携で年内に1億人分=報道
    米トランプ政権が新型コロナウイルスのワクチン開発を加速させる計画を水面下で策定していると、ブルームバーグが29日に関係筋の情報として報じた。年内に1億人分のワクチンを用意することを目指しているという。
  101. WHOはコロナに「迅速」対応、子どもが炎症疾患にかかる事例も
    世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は29日、新型コロナウイルス感染症への対応を巡り、WHOは「迅速かつ断固たる態度で」行動したと擁護した。
  102. 米、新型コロナ死者6万人突破 2週間で倍増=ロイター集計
    ロイターの集計によると、米国の新型コロナウイルス死者数が29日、6万人を突破した。死者数は過去2週間で倍増した。

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